デフ
私は先日、愛車に機械式のデフを入れました。
そのデフは友人が以前、81のマークⅡに入れていたもので、愛車の86にそっくりそのま入る型だったので、譲ってもらいました。
デフとは簡単に言うと、動力伝達装置の一部で、差動装置や最終減速装置とも呼ばれます。
英語では differential と書きます。
動詞は、誰しもが習った覚えのあるdifferent、つまり違う、差があると言った意味です。
デフは、エンジンから伝わってきた動力を駆動輪に伝える役目とともに、その名のとおり、左右の駆動輪の回転差を吸収するための部品です。
販売されている車のほとんどには、純正のデフが入っていますが、それを機械式にしてレース競技などで、更に性能を発揮するような構造になったものを入れました。
メーカーは自動車業界ではとても有名なTOMEIです。
まずは、デフを知り合いのショップに持って行き、オーバーホールしてもらいました。
すると、初めに設定する、ケース内のディスクを圧着させる与圧であるイニシャルトルクが、4kgしかありませんでした。
それでも、パワーのあるマークⅡはデフはしっかり効いていたみたいでしたが、パワーのない86ではそんな上手くも行かないので、イニシャルトルクを10kgに設定してもらい、純正デフと交換。
無事に付け終わり、慣らしも終えたデフはとても調子が良く、効きが感覚として伝わってきます。
それで安心して、サイドを引けるようになりますね。h: 158